気を抜くと迷い込む「名もなき王国」は文学の森
あなたは誰なのですか。どうして、この文章を読んでいるのですか。あなたは孤独ですか。どうしても眠れない明け方に、過ぎてしまったことを思って起き上がり、火傷のような寂しさに苦しめられることはありますか。 P302より 倉数茂 …(続きを読む)
あなたは誰なのですか。どうして、この文章を読んでいるのですか。あなたは孤独ですか。どうしても眠れない明け方に、過ぎてしまったことを思って起き上がり、火傷のような寂しさに苦しめられることはありますか。 P302より 倉数茂 …(続きを読む)
2019年の第161回芥川賞受賞作の「むらさきのスカートの女」を読みました。 本作、先日同居人と一緒に「ブックホテル神保町」さんに遊びに行った時に置いてあったのが読み始めるきっかけでした。 しかも先に同居人が読み終え、「 …(続きを読む)
すっごい長い作品名なので、「ブログのタイトルが長すぎる!」みたいな警告が出てしまいそうですね🙄いや、出たとしても痛くも痒くも無いんですけども。 さて本作、鮮やかな黄色の表紙と本好きの興味をそそるキャッチー …(続きを読む)
村上龍さんの代表作「限りなく透明に近いブルー」を読みました。 「コインロッカーベイビーズ」「半島を出よ」など、気になる作品の多い、読んでみたい作家さんの一人でしたが、暴力的・性的な表現が多いとか、分かりにくいとか、取っつ …(続きを読む)
最新作「薔薇のなかの蛇」を読んでしばらく経ったので、また恩田陸を浴びたいな〜と思い(定期的に摂取したくなる)未読だった「きのうの世界」を読んでみました。 面白いのかな、どうなのかな…とやや不安だったのですが、裏表紙のあら …(続きを読む)
2020年(第3回)本屋大賞 ノンフィクション本大賞ノミネート作品です。 確か女性誌か何かの本紹介コーナーで見かけて、黄色ッ!な表紙がやたらとファッショナブルに思えたこと、副題「噂が5人を殺したのか?」の禍々しさに好奇心 …(続きを読む)
霊媒美少女…?🤔自分で書いておいてこんな言葉あるのかなと思ってしまいましたが、今日は「medium 霊媒探偵城塚翡翠」をご紹介させていただきます。 「すべてが、伏線」という帯のキャッチーさと、表紙を飾る美 …(続きを読む)
ついに5月26日に理瀬シリーズ最新刊「薔薇のなかの蛇」が発売されますね、ヒューヒュー! ツイッター情報によると、24日から書店に並び始めているようでした。 【もうすぐ配信】 薔薇のなかの蛇 Kindle版恩田陸 (著) …(続きを読む)
前々からSNSで見かける評判がとても良かったので気になっていたのですが、2021年本屋大賞に選ばれましたね! もうこうなったら読むしかない、と言うことで手に取ってみました。 個人的評価は星3つでした。※5点満点で、星3つ …(続きを読む)
口数の少ない母だ。会話はほとんどない。それでも二人でダイニングテーブルをはさんで飲み物を味わううち、わたしがどこに行っていたのかと訊いてくる。わたしは正直に話す。だって家族だから。母親はとても怒る。どうしようもないと首 …(続きを読む)
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