須賀しのぶさんの作品は、以前「芙蓉千里」を読んで以来久しぶりでした。 書店で並べられていた帯が、大げさなんじゃ無いかってほどの文句だったので、じゃあどんなものだろうと手に取ってみました。(まんまと出版社の策略に乗っかって …(続きを読む)
2020年もあっという間でしたね〜。 コロナとの戦いがこんなに長引くとは、(楽観的すぎるかもしれませんが)予想していませんでしたが、幸にしてわたしの周囲では感染した人が出ずに済み、来年もできる限り感染可能性の高い行動は控 …(続きを読む)
タイトルと表紙の青が印象的で、書店で見かけてからずっと何となく気になる存在として心の片隅にいた本書。 ちょうど仕事(都内会社員)が忙しい時期だったこともあり、このタイトル「あやうく一生懸命生きるところだった」が、妙に心に …(続きを読む)
Kindleでセールだったので思わずポチりましたが、いやあこれ、予想以上に良かったです。セールなら絶対に““買い””だし、気になる方はもちろん定価でも。電子で買いましたが、書籍で家に置いておきたい。 表紙のイラストもとっ …(続きを読む)
唯一読み続けているライトノベル作家さん、十文字青さんがウェブ媒体で連載を始めるという情報を目にして、早速読み始めました「第四大戦」。 「第四大戦」を『ノベリズム』で読もう! https://t.co/SJ5GimzRPP …(続きを読む)
_人人人人人人人人_ > これはいいぞぉ! <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ と、思わず昔ながらの(?)突然の死AAを使いたくなるくらい、良い本に出会いました。 知る人は知っているであろう「黄金の王 白銀の王」というファ …(続きを読む)
仕事が一段落したので、1日有給を取り、話題のGotoトラベルを使って2泊3日で旅行にいくことにしました。 書きはじめて1行目で脱線しますが、「旅行に行く」という表現って正しいのかな?と書くたびに思いませんか。わたしだけか …(続きを読む)
この表紙、SNS(ツイッター、インスタ)でよく見かけませんか? #読書日記 20宮本輝「錦繍」—–「人間は変わって行く。時々刻々と変わって行く不思議な生き物だ。」私は去年の秋を思い返してみた。仕事 …(続きを読む)
あまりにも色々なところで話題に出たり見かけたりするものだから耐えられなくなって、遅ればせなら読んでみました「ファクトフルネス」。 予備知識なく本を読んでほしい派にも関わらず、自分が読んだ本の内容は誰かに話したい、という相 …(続きを読む)
1年以上前に読んだ本で、読み終わってワ〜っと感想を書き散らしたまま放置してしまっていた記事。そっと公開しておきます…(下書き供養シリーズ) Contents1 あらすじとざっくり感想2 ネタバレ感想:印象に残った場面2. …(続きを読む)
様々な賞(以下参照)を受賞しているノンフィクション作品であり、表紙の鮮やかな黄色と少年のイラストが印象的で、以前から気になっていた作品でした。 読者が選ぶビジネス書グランプリ2020リベラルアーツ部門 埼玉県の高校図書館 …(続きを読む)
noteで見かけて気になっていた本。「デザイン思考」「デザイン経営」という言葉が界隈で流通するようになってしばらく経ったけれど、結局よく分かっていないので、ここらで一冊読んでみようかと。 ニューヨークのアートディレクター …(続きを読む)
仕事で疲れた体を引きずるように訪れた本屋にて、とある作品のタイトルと表紙と、帯の推薦文に惹かれた。 ちょっと分厚いけど、中を見るとフォントの大きさはあまり大きく無いので、そんなに時間もかからずに読めそうだな…ノースカロラ …(続きを読む)
2020年の本屋大賞受賞作として、少し前から書店で大きく取り上げられていて、インスタやツイッターでも見かける機会が多い「流浪の月」。 本屋大賞作品はハズレが少ないと個人的にも思っているので、本作もきっと面白いのだろうと気 …(続きを読む)
ここに、ひとつの隠れすぎた名作がある。知っている人に出会ったことがないし、今後も出会うことはないかもしれない。でも、好みに合致する人の心を掴んで離さない、そんな作品です。そんなに隠れてないでもっと表に出てきて欲しい。 歴 …(続きを読む)
普段は読んだ本の感想を書くブログなのですが、タイトルの通りサイトメンテナンスでつまづいたものの、同じ現象に陥っている方もいるのでは…と思い、備忘がてらメモを残しておきます。 アップデートのきっかけ、マルウェア感染について …(続きを読む)
普段は読んだ本の感想を書くブログなのですが、この前事件が発生したので、自らの備忘(と、あまり検索しても引っかかることが少なかったので、後世の誰かのために)に書き残しておこうと思います。 Contents1 事件のきっかけ …(続きを読む)
(がーん、わたしの持っている文庫本の方が素敵な表紙だな…) Contents1 あらすじとざっくり感想2 各話のネタバレ感想 あらすじとざっくり感想 女子高生たちの放課後を散りばめた短編集。 身体は大人でも、心はまだ中途 …(続きを読む)
2020年、打海文三の“応化クロニクル”(少年少女血みどろハードボイルド三部作、面白かったですおすすめです)を読んで以来、小説をなかなか読めていなかったのだけど、「読めないとか言ってないで、まずは読んだらどうか?」と思い …(続きを読む)
発売当時、タイトルと表紙が印象的(二作目の「愚者と愚者」を見たのだと思う)だなと思っていた本作、角川サブスク対象になっていたので、ちょうどいいなと思って読み始めました。 ※ちなみに、角川サブスクを2ヶ月体験した感想記事も …(続きを読む)
今まで本の読み放題といえば「Kindle Unlimited」一択でしたが、2019年12月に、新たにKADOKAWAさんが「角川文庫・ラノベ読み放題サービス」を開始しました! 今も初月無料キャンペーン中ですが、サービス …(続きを読む)
あなたは幻の名作、霊応ゲームを知っているだろうか… 「きみに手出しをしようなんて奴は、だれもいないさ。そんなことをしようとするやつはだれだって、このぼくが殺してやるからな」 つよい(確信) 幻の名作というのは、いまの書影 …(続きを読む)
エッセイスト・穂村弘さんの作品を読んでみたいな〜と思ってKindle Unlimitedで探していたら本作が対象だったのでさらっと読んでみました☺ (アラッ、今見たらアンリミテッド対象から外れているようです …(続きを読む)
角川さんが最近始めた「角川文庫・ラノベ読み放題サービス」にて対象作品だったので読んだ一冊。確か2018年にアニメ映画化されましたよね。 映画は未視聴なのですが、ペンギンのアホ面が可愛いなぁと思っていました。笑 ちなみに、 …(続きを読む)
スキマ時間にまとめサイトを見るのが趣味なのですが、ある日Kindle Unlimitedが3ヶ月199円で体験できるというキャンペーンがやっているよ、という情報を目にしました。(ちなみに愛用しているアプリは「MT2」です …(続きを読む)
ちょっと前からツイッターで時々流れてくる#私を読書沼に落とした小説10選というタグ。 めちゃくちゃアツいやないかい! よく見かける「名刺代わりの小説10選」も眺めるの大好きですが、今回のお題(お題?🤔)は …(続きを読む)
紅葉シーズンの11月22日から2泊3日で京都に行ってきたので、混雑度合いやおすすめスポットを紹介している今回の記事(普段は読書記録だよ!)、最終回は穴場と言ったら失礼かもしれませんが超穴場だった智積院のお話です。 (この …(続きを読む)
紅葉シーズンの11月22日から2泊3日で京都に行ってきたので、混雑度合いやおすすめスポットを紹介している今回の記事(普段は読書記録だよ!)、4回目は秋の名所と名高い永観堂に行ってきた話話です。 (この旅で回った場所を地図 …(続きを読む)
紅葉シーズンの11月22日から、2泊3日で京都に行ってきたので、混雑度合いやおすすめスポットを紹介している今回の記事(普段は読書記録だよ!)、3回目はパフェ食べた話です。 初日に高台寺ライトアップを観賞した後、翌日バズり …(続きを読む)
あっという間に令和元年も終わろうとする12月30日です。(ところでわたしのパソコン(Mac book)、変換しても「れいわ」が「0話」になってしまって不便なのだけど、アップデートとかしたら解決するのかなこれ…) 今年は夏 …(続きを読む)
最近恩田陸、読んでいないなぁ…(恩田陸さんって、名前の語呂が良すぎてついつい呼び捨てにしてしまう。わたしだけ?🤔)と思い、図書館でいくつか手に取ったうち、今回読んだのがこちらの「私と踊って」でした。 (A …(続きを読む)
前回に引き続き、京都観光の記録をお届けします。11月22日の夜に東京を出発し、その日のうちに高台寺のライトアップを拝観、日本酒を堪能して26時くらいに就寝しました。早起きして朝の気持ち良くて人も少ない時間帯にお寺回りたい …(続きを読む)
ふふふ、行ってきてしまいました、11月22日の夜から24日まで、二泊三日の京都旅行!京都は何回も行っていますが、いつ行っても楽しいですよね。今回は今まで怯んで避けてきた紅葉ハイシーズンの京都観光に挑戦しました。 ここから …(続きを読む)
図書館の魔女という超大作が突如発刊され、その類稀なる面白さに噂が噂を呼び、その後「烏の伝言」という外伝を発表し、続編となる「霆ける(はたたける)塔」を執筆中だと発表した後、沈黙を守っていた著者・高田大介さん。 ※ちなみに …(続きを読む)
前回ブログで「一度は行きたい本の宿まとめてみた」を書きましたが、 (沢山リツイートやいいねしていただき有難うございましたうへへ)一度は行きたいなら、もうさっさと行けばいいじゃない!と思い立ち、早速近場かつお値段も手頃な「 …(続きを読む)
チープなタイトルですみません。全く別物ではあるのだけど、バレエを舞台にした、芸術に狂わされていく人々を描く…という共通項でね、ついついこんなタイトルにしてしまいました。 本作との出会いは昼休みのツイッター。食後から昼休み …(続きを読む)
2014年に発売された本作。直木賞受賞作品でもあり、当時CMも沢山流れて居たので、記憶に残っている方も多いでしょうね。 又吉さんの「凄かった。西加奈子の全部がここにある」というナレーションが今でも思い起こされますが、(い …(続きを読む)
ひとり旅にガンガン行くタイプなのですが、一度やってみたいことがあって。 それは、本を読むための旅。あと美味しいご飯。お酒もあったらさらに良い…(すでに目的が変わっている) 本と旅、旅と本、そんな夢のような時間は、どうした …(続きを読む)
どうも、タイトルで全部語っていくスタイルの旅行記です。 フェアバンクスの市内観光は、観光スポットがまあまあ散らばっているため、徒歩移動は出来ません。 また、オーロラ目当てであれば必然的に雪深いため、レンタカー移動も難しい …(続きを読む)
「薔薇のマリア」という作品が大好きすぎて大好きすぎて、ずっと作品を追いかけ続けている十文字青さんという作家の新シリーズ。 (薔薇のマリアは語り出すと止まらないのでこちらのページ参照)(ただしスマホは未対応なんだすまない) …(続きを読む)
夏休みの旅のお供に読んだ本。いやあ夏らしい爽やかな、超王道・ど真ん中なファンタジーだったなあ。ピュアピュアな作風に仕事で荒んだ心が洗われていくようだった。安心感のある物語っていいよね。 記憶喪失の囚われの少女と奴隷に落と …(続きを読む)
あっはっは油断してたら2019年ももう8月、あれっ、今年もあと4ヶ月で終わり…!?そんな時期に年末旅行の記録を思い起こすなんて鮮度落ちすぎな感もありますが、でも渡航前に、本当にアラスカの情報が少なさすぎて困ったので、そん …(続きを読む)
中学校の三年のときだったか、英語の時間の雑談で「You are the apple of my eye」ってイディオムの意味が《あなたのことは目に入れても痛くないほど愛してる/大事だ》だと教えてもらったとき、皆はリンゴ …(続きを読む)
羊と鋼の森を読んで、原民喜に興味を持った人も多いと思う(わたしも、もちろんその一人)。それほど、彼の人の引用された文章は印象的だったから。 「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深い …(続きを読む)
令和になりましたね!普段仕事でもなんでも西暦ばかり使っていて、「和暦ってちょっと使い所分からないよね」みたいなことを(すみません)正直思っていましたが、譲位による祝賀的な改元はお祭りみたいで楽しかったですね。 皇位継承を …(続きを読む)
一応読書感想ブログにも関わらず本の感想じゃなくて恐縮ですが、年末にアラスカのフェアバンクスに行ってきましてね。 オーロラを見るために行ってきた訳なのですが、オーロラ観測スポットは何もアラスカだけではなくて、他にも「カナダ …(続きを読む)
ものすごいディープな一冊でした。 「霊応ゲーム」を読んでから、「パブリック・スクールってめっちゃロマンですやん…」と胸を熱くさせていた所に、 そんなニッチなニーズに真正面から向き …(続きを読む)
Amazonでも高評価ですね。 それも納得の仕上がりでした。 Contents1 内容と感想をざっくりと2 【要約】ここが役に立ちそうだった8選 内容と感想をざっくりと こんな内 …(続きを読む)
表紙が毎回うつくしいのです……。 本棚があったら表紙を横並びにして飾りたいほど。 そんな本棚、無いけどもね!(涙) 表紙に描かれているモチーフが、その巻のキーワードを表しているので 読み終わっ …(続きを読む)
後宮の奥深く、<烏妃>と呼ばれる妃が住んでいる。その妃は、妃でありながら夜伽をすることのない、とくべつな妃だった。漆黒の殿舎のなかでひっそりと暮らし、外に出てくることはめったにない。その姿を見た者は、老婆であると言う者も …(続きを読む)
「この光と闇」の偏りっぷりが刺さったので、 解説の皆川博子さんが絶賛していた本作に挑戦することに。 この光と闇の感想はこちらから! お耽美小説「この闇と光」が超展開 …(続きを読む)
だいたいこの手の本は星三つになりますね。 (星三つの基準は、“興味があるなら読んだらいいことあるかも”ってレベル) だって、興味のない人に勧めても面白く読んでもらえないものね、この手の本って。 …(続きを読む)
Amazonランキング第1位(売れ筋ランキング 2017/5/28~6/2)ブックファーストランキング1位(文芸書週間ランキング 2017/6/5~6/11、2017/8/21~27) んまぁ〜なんと輝かしい!  …(続きを読む)
文庫化されましたね!書店でこのオーブリーの絵を見るとドキッとします。 Contents1 あらすじとざっくり感想2 ネタバレ感想 あらすじとざっくり感想 現代のロンドン。日本からビクトリア・アルバート美術館に派遣されてい …(続きを読む)
不思議で哀しくて美しい作品。 史実を下敷きとした生々しいほど確かな手触りなのに、 内容はファンタジックでもあるというギャップが、不思議さの要因かなあ。 17世紀のオスマン帝国、そ …(続きを読む)
もっともメディア化されている荻原作品ですね。 この度、荻原作品ロケ地巡りとして、玉置神社に行ってきたので、 雰囲気を出すために1巻を読み返してみたら、 むちゃくちゃ面白くて、旅行の間に気がついたら全6巻一気読みしてました …(続きを読む)
桜庭一樹作品の中で、一二を争うほど好きな作品です。 初めて読んだ時、「こんな作品を描ける男性がいるなんて、ジーザスなんてこった」と思ったもんですが、(桜庭初心者にありがちな勘違い)その後、桜庭さんが女性だったことを知り、 …(続きを読む)
かげろうのように儚い、幻のような少女たちを描いた短編集。 4つの短編に登場する少女たちは皆、 残虐さと、諦念と、退廃と、出口のない衝動にもがいている。 不健全なんだけど、でも妖し …(続きを読む)
彩雲国物語が大ヒットした雪乃紗衣さんの新作ファンタジーシリーズ。 二国間が争いを続ける帝国と王朝を舞台に、 親世代と子世代の運命と恋を描いた悲壮感溢れるファンタジー。 これまでの感想は以下のリ …(続きを読む)
あなたを、助けたい。 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇 …(続きを読む)
すごいものを読んでしまった感がすごい(頭痛が痛い的な言い回し) 33歳のダメニートが「いっそのこと人間をやめたらどうか」と思い立ち、 あれこれ奮闘した結果ヤギになるまでを描いたサイエンスドキュ …(続きを読む)
皆川弘子さんの「開かせていただき光栄です」「アルモニカ・ディアボリカ」が面白すぎて 「ああ、最&高だなあ…」などと浸っていた時、 表紙が似ているということで目に入ったのが本作でした。 タイトル …(続きを読む)
ついに読みました、動物農場。 ディストピア文学が急に読みたくなって色々検索していた過程で、 (詳しくは下記の記事を参照) 有名SFとして紹介されていた本作。 読んで …(続きを読む)
(壮大なイメージ画像、溢れ出るロマン) ディストピア、という言葉を聞いたことはあるでしょうか。 ズートピア🐰🦊じゃないよ。 (ところでニックとジュディって32歳と24歳なんで …(続きを読む)
加速して増殖する仕事量、お金の話もどんどん桁が増えていく。出会う人数も知り合いも多い方が強みだと賞賛され、女の話になると「可愛いの?若いの?仕事何してるの?巨乳?」と聞き返される。彼女の魅力をボクはいつも説明できなかっ …(続きを読む)
彩雲国物語作者の待望の新シリーズ! という触れ込みの本作、3巻が上下巻に分かれていて、ひとまず上巻だけ読みました。 (下巻は予約待ち) ちなみに、1巻と2巻の感想もそれぞれ書いてます。 1巻で …(続きを読む)
読書術、という言葉を聞くとそわそわしてしまいます。 読書を愛する人はみんな、「もっと効率よく読みたい、読んだ本を記憶に留めておきたい」と思うはず。 そんなうまい話は無いよなと思いつつ、あったら …(続きを読む)
(読んだのはノベルス版だけど、文庫の方が手に入りやすそうなのでこちらを貼る) Contents1 ざっくりあらすじと感想1.1 ………地味だな!笑2 面白いんだけど、複雑なんだよ2.1 「これは良くできた物語 …(続きを読む)
文庫が出たみたい、最高!買おうかな。 Contents1 ざっくりあらすじと感想2 何がどう面白かったか3 ネタバレあり感想 ざっくりあらすじと感想 18世紀ロンドン(日本でいう …(続きを読む)
Contents1 ざっくりあらすじと感想2 【ネタバレ】このラストってどうなん ざっくりあらすじと感想 読み始めてしばらくして、「あっこれ外で読む本じゃないな」(エロ的な意味で)と思ったけど …(続きを読む)
Contents1 ざっくりあらすじと感想2 荻原規子さんは境界に新たな橋を架けた3 印象に残った場面たち ざっくりあらすじと感想 2012年の完結から数年、ファン待望のスピンオフが出ました。 アニメ化も果 …(続きを読む)
実利の小さい学問の存在理由は、人類の知的好奇心である。縄文人の土偶製作も、火星人の破壊工作も、ダウ平均株価には一切影響を与えない。それでも人は土偶や火星人の動向を知りたくてしょうがない。 しかし、好奇心があってもきっか …(続きを読む)
本好きなら誰もが抱える問題… Contents0.1 積ん読0.2 所詮そこまで読みたく無い本なのだ1 名著系2 本を読む人だけが手にするもの/藤原和博 で紹介されていたもの3 大人のための読書の全技術/齋藤孝 で紹介さ …(続きを読む)
「僕は昔の話より、今のあなたの方が好きです。眠れないくらい後悔してるあなたが」(P404) 彩雲国物語の作者の10年ぶりの新シリーズである「レアリア」 帝国と王朝という二国間の争いの中心人物となった二人の魔 …(続きを読む)
社会人になって数年が経ち、もう若手とは言いにくくなってきた今日この頃。 学生の頃から比べれば、少しはレベルアップできたかなあと思う一方で、 まだまだ、埋めようもないくらい、学ばなきゃいけないことがあるなと 途方に暮れる日 …(続きを読む)
桜庭一樹さんらしいテイストの詰まった短編集。 珍しくSFテイストのものもあれば、お得意の女子高校生が主役のもの、 名作「私の男」を彷彿とさせる父娘の物語など、全7篇。 Contents1 ざっくり感想1.1 ほら、なんて …(続きを読む)
「”道化師”。六番目の席を埋める者。帝国のありとあらゆる罪なき者、また罪深き者を代表する者よ。声なき者の声を聞き、目となり耳となり、最後の一票を投じるお方。現帝国宰相セシル・ラ=ラ・ゼノン。皇帝に …(続きを読む)
狭かった。学生時代は狭かった。 広いところに出たはずなのに、なんだかとても窮屈だった。 馬鹿だった。学生時代のあたしは本当に馬鹿だった。 おカネもなかったし、ついでに言うと色気もなかった。 二度とあんな時代に戻 …(続きを読む)
はやぶさを下車した21番線ホームから、新幹線の改札を経て、その先は道案内の表示板に目を配り、キャリーバッグを転がす旅人やビジネススーツの男女や、外国人観光客らにまじってコンコースをめぐり歩いたすえに、およそ半時間がかり …(続きを読む)
あの子は睡蓮にはなれないわ。あなたとは違う。あの子は沼には入れないの。冷たい泥の感触を感じることはできない。さっきあなたは妬んだでしょう、あの子の優しそうな無垢な表情を。あなたは今まで苦しんでいたでしょう、ベッドで何度も …(続きを読む)
ハリポタ好き和製ファンタジー好き異類婚姻譚好き これらのうち二つくらい当てはまるなら、きっと面白い!そんな作品でした。 後述しますが、いろんな作品に影響を受けながら、ご自分なりの世界観をめいいっぱい楽しんで描いた、という …(続きを読む)
10代の頃に一度読んで 「なんか主人公の子が報われなくてかわいそう…」 と思ったきり再読していなかった「これは王国のかぎ」、10年以上ぶり(ヒィ🙄)に再読です。 ところで最近再読熱が冷めやりません。 昔読 …(続きを読む)
美国が暮れに松籟館に残る決心をしたのは、別に大層な理由があったわけではなかったが、寛司が残ると聞いたのもその一つであることは確かだった。(書き出しより) 恩田陸はスッキリ&モヤモヤと青春&ミステリーの4象限 …(続きを読む)
始めてサイトを作ったのは、遡ること中学生のときだったので… 今からおよそ15年前くらいのこと…?(ヒエッ とにかく、やっとやっと「Sentimental Sunset」のVer3.0ができましたー! 正直疲れたしモチベ維 …(続きを読む)
© Sentimental Sunset All Rights Reserved.