大人向けファンタジー「煌夜祭」が複雑だったから図解を試みた

 


(読んだのはノベルス版だけど、文庫の方が手に入りやすそうなのでこちらを貼る)


 

 

ざっくりあらすじと感想

 
ツイッターでフォローしてる方(ところでフォロワーの対義語って無いからこういうとき不便ですよね)が
#名刺代わりの小説10選 というタグで紹介されていたので読んでみました。
こういう風に読もうと思った本は全く予備知識なく読めるので
「どんな話なんだろう?」というワクワクもあって、とても楽しい(^ω^)
 

なので、もしわたしと読書の趣味似てる!と思った方がいたら、
カテゴリの「★★★★★」とか「★★★★」をチェックしてみたらいいと…思います…

 

さて「煌夜祭」ですが、そもそもタイトルがいい感じですよね。
煌めく夜のお祭りと書いて、「こうやさい」なんだよ。
甘いおとぎ話では決してない、大人好みのファンタジーでした。
向山貴彦さんの童話物語や小野不由美(十二国記)、
上橋菜穂子(獣の奏者)が好きな方は十中八九これも好きなはず。

 

冬至の夜に何処からともなく集まってくる”語り部”…それは、仮面をつけて正体を隠し、古今東西の物語を口伝する存在。
廃墟の中で二人の語り部が集い、今年も「煌夜祭」が始まった…みたいなあらすじ。
 

………地味だな!笑

 

導入部は地味なのですが(失礼)、恒星のように循環する18の島を舞台に、乱世になると島主の家系から生まれ出るという“魔物”の恐ろしさと悲しさが語られると、一気に引き込まれます。
(魔物はね、儚げな美貌と不死身の肉体を持っていて、冬至の夜に人を食べてしまうんですよ。ファンタジー好きにはたまらない設定…!)
 

頭の中でなんとなく、「ハウルの動く城」の映像が浮かびながら、(戦火が広がる様子や、ハウルの美貌と変貌が「魔物ってこんな感じかな?」と思えて)そこがそう繋がってくるのね!という驚きと、あれ、てことはここはこういう関係ってこと…?というわくわくと、一つの答えにたどり着いたラストシーンをじっくり味わいました。
とても心地よい読書体験でした。
 
 

面白いんだけど、複雑なんだよ

 
語り部同士の会話→どちらかが物語を話す→語り部同士の会話に戻る→今度はもう一方が語り出す…
 
という構成になっていて、語るお話ごとに1話、2話…と進んでいくんだけど、
実はその語りには繋がりがあって…そして語り部同士の会話からも明らかになっていく事実があって…てな感じで、実はとても凝った作りになっています。
 
ぼーっと読んでると(初読時のわたし)、
あれっ、この名前、もしかしてさっきも出てきた…!?
とお話に置いていかれるかも知れません。一気読み推奨なのです。
 

読み終わってから、

「これは良くできた物語…!」

と感銘を受けたので、
そして

「結局何がどうなってるんだっけ…?」

という自分自身の理解のために、複雑(だとわたしには思える)な構成の図解を試みました。
 

※当然ながら、ものすごいネタバレなので、未読の方は読んじゃダメですよ!

 
 
 
 

徹底図解「あの話はこう繋がってる」

 

本当は絵とかにすれば良いのかもしれませんが、

全く絵心がないのでMacソフト「keynote」

で図解を試みました。笑
keynote、ほとんど使ったことないけど、結構いい感じやな…
 
クリックで大きくなりますー
 

 

 

 

結局、トーテンコフはガヤンで、ナイティンゲイルはムジカで、二人はずっと昔に出会っていて、ムジカは最初ガヤンのことを「美しい少女」だと思っていたけど実は男性で、ムジカの方が実は女性だった、ってことなんだよね。
ややこしい!笑

最後までお読みいただきありがとうございました!このブログでは他にも、読んだ本の感想や旅の記録を載せていますので、良かったらチェックしてみてください☺